マリちゃんとの思い出
マリちゃんとの思い出
マリちゃんとの思い出~私が獣医師になろうと決めた日~
◎小説を読む気分で読んで下されば大変ありがたく存じます。
また皆様の可愛い猫ちゃんのお写真も掲載致しますので心から楽しみにしていて下さいませ。
第1章 マリとの出会い。
①私院長が獣医師になろうと決心したのは小学1年生の頃です。
当時私が住んでいたところは東京。
商店街通りがたくさんのお店が並び、母と毎日一緒に買い物を行くことがとても嬉しかった私でした。
一人っ子だった私は姉妹がいなかったために両親からの愛情を一身にに受けていました。
4歳からピアノを習い、歌が大好きだった私の為にステレオもありました。
それよりも私にとって一番大事な存在が猫のマリだったのです。
神様から贈られたマリ。
マリも音楽がとても好きで私がピアノを弾いていると後ろで聞いていたり
ステレオで音楽を聞いたり歌を歌ったりするとステレオの上で耳を緊張させて
一緒に聞いていたり。
そんなマリの姿を見ては心から嬉しかったことを今でも鮮明に覚えています。
そんな幸せなマリとの生活も突然の別れがやってきました。
それは「マリの死」。
突然すぎて何が起こったのか私の心はパニックって涙が出るばかり・・・。
私にとってのマリはまるで姉妹のようでどこにいるのも一緒。
公園で遊んでいてもどこからかいつもニャーと鳴いては一緒に遊んだり。
寝る時もいつも一緒。
朝小学校へ行く時も必ず見送ってくれるマリ。
たとえ雨が降ろうと風が吹こうと雪が降ろうと
いつも同じ場所までついてきてくれるマリ。
今でもマリのことは私も両親も一生忘れることが出来ない大切な思い出。
思い出すと今でも私たちは涙が出てしまうほどマリの存在は大きかったのです。
つづく(写真は今17歳のおばあさん猫の小花です♪)